こんにちは!美味しいもの、好きなもの、食べてますか?
今日はSoup stock Tokyo のレシピ本から、かぼちゃスープを作ります!
私は大人になってからかぼちゃの美味しさに目覚めました。こどものころは甘い野菜が苦手で(甘いニンジンもそんなに得意ではありませんでした)。
いつのころか、スープやパイを食べてからかぼちゃの美味しさを知ったのです。
今では、かぼちゃが苦手な家族もスープでなら美味しく食べられるということで、冬至の頃も、我が家ではスープで食します。さて、こちらのレシピはどんな味になるのでしょう。
かぼちゃの美味しさをスープでいただこう!
さて、こちらのレシピでは、「チキンストック」という、鶏肉でとった出汁を使います。先日作って冷凍しておいたものを使います。チキンストックの賞味期限は、冷蔵で2日、冷凍で3週間程度です。
かぼちゃの旬は冬?
レシピの前にちょっとかぼちゃについて調べてみました。
日本では冬至にかぼちゃを食べることが多いと思います。かぼちゃの収穫は冬なのでしょうか。
実は、かぼちゃは6月ごろから収穫が始まり、7・8月が最盛期で、9月には収穫が終わります。
取れたてのかぼちゃは水分が多くあまり甘くないです。3か月ほど寝かせることででんぷんが糖に代わって甘いかぼちゃになるのです。冬至の頃にちょうど甘くておいしくなるのはこういう理由だからなのですね。
今日は6月。とれたてのみずみずしいかぼちゃを使います!
材料(4人前)
かぼちゃ…………………中1/2個(650g)
玉葱………………………中1個(200g)
ニンジン…………………小1/2本(80g)
チキンストック…………300~400cc
牛乳………………………400cc
生クリーム………………80cc
塩…………………………小さじ1
白胡椒……………………少々
トッピング
生クリーム………………適量
作り方
1 かぼちゃは皮の近くに旨みがつまっているので、包丁で削るように薄くむく。
2 かぼちゃは種とワタを取り除き、皮を薄くむいて、5mm程度の一口大に切る。にんじんは皮をむいて5mmのいちょう切りにする。
3 鍋にバターを溶かし、玉葱とニンジンを入れて弱めの中火で5~6分炒める。透き通ったらかぼちゃを加えて3~4分炒め、色が濃くなってきたらチキンストックを加え、ふたをして蒸し煮にする。
4 チキンストックを入れたところです。鍋の隙間から湯気が出てきたら弱火にして2~3分煮込み、かぼちゃがヘラで潰れるくらいまで柔らかくなったら、牛乳を加えて混ぜながら温める。牛乳を入れたら沸騰させてはいけません。風味が悪くなってしまうのであくまで温めましょう。
5 温まったら火からおろしてハンドブレンダーで潰します。しかしハンドブレンダーが無いのでミキサーを使いました。
6 シノワで濾します。が、シノワが無いのでざるを使って濾しました。
↑シノワ
7 濾したスープを鍋に戻し、生クリームを加えて弱火で温め、塩、白胡椒で味をととのえる。
8 器に注ぎます。ここで生クリームでラテアートのように素敵な模様を施してあげてもOK!今回はやりませんでした!
かぼちゃのスープまとめ
収穫直後のかぼちゃで甘味が少ないということですが、今回は、かぼちゃに甘味を求めているわけではなく、風味を楽しみたかった為か全く気になりませんでした。人口的な調味料がないので優しい味わいでとても美味しいです!これは何度も食べたくなる味ですね。
チキンストックの風味も感じられましたが、淡いイメージです。にんじんも入っていますが、まったく風味を感じられませんでした。かぼちゃの風味は強いのですね。
シノワという器具はスープを濾す器具です。我が家のざるでは少し目が粗いので、口当たりではほんのすこし粗い粒を感じました。「こういうもの」として食べればまったく不満はありませんし寧ろ家庭の味としては素朴でいいと思います。不味いわけではありませんが、気になる方やおもてなしで作る場合はシノワをお使いになった方がよりなめらかなスープになります。
家族も私も喜ぶ味でした。おススメします。
ぜひみなさまも作ってみてください!
コメント