春キャベツって普通のキャベツとどう違うの?

食生活

春になるといろんな花が咲き始めてウキウキするのですが、食の面でも楽しみがあります。

それは春キャベツ!冬が終わるころから待ち焦がれていた野菜の一つです。

春キャベツは春しか食べられないのですから、我が家では今の時期は頻繁に食卓にのります。

食感は普通のキャベツとちがい柔らかくてふわふわしているので、サラダにすることが多いです。

ふと思いました。そういえば春キャベツって普通のキャベツとどう違うのでしょう?

春キャベツと普通のキャベツとの違いとは!

春キャベツと普通のキャベツの違いを個人的感想も含めて。

形の違い

春キャベツ 丸くて小ぶり。ふんわりしてる。

キャベツ  平べったくてぎゅっと詰まってる

食感

春キャベツ やわらかめ。

キャベツ  歯ごたえがある。しっかりしてる。

栄養

変わりません。

出荷時期

春キャベツ  4~6月

キャベツ   11~3月(冬キャベツ)、7~10月(夏秋キャベツ。冷涼地で栽培。高原キャベツともいわれる)

高原キャベツは小学校で習った記憶があります!

出荷時期によって違いがあるのですね。

せっかくなのでキャベツの栄養についてもレポートします!

キャベツの栄養とは?!

漢方の考え方では、体の熱を取り除いて余分な水分を排出し、胃の働きを促進。胃もたれや胃痛、胃部膨満感、げっぷを改善します。

また、ビタミンKやキャベジンとも呼ばれるビタミンUが豊富で、胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にして粘膜の修復を促し、潰瘍を予防する効果もあります。

さらに、食欲を増進する作用もある為、胃腸の働きの改善と合わせて、体全体の気も高まります。虚弱体質の人や疲れやすい人にもお勧めの食材です。

『薬膳&漢方の食材辞典』阪口珠未・著 33ページより抜粋

 

生のキャベツと大葉を合わせてサラダにすると、胃の不快感やもたれが解消します。

キャベツに含まれるビタミンUは、加熱すると壊れてしまうため、胃腸への効果を期待する場合は生で食べましょう。

『薬膳&漢方の食材辞典』阪口珠未・著 33ページより抜粋

キャベツに多い栄養素としてビタミンCが挙げられます。

ビタミンCにはウイルスによる感染症を防いだり、傷の治りを早くしたりする、すなわち免疫力を高める効果があるのです。また、強い抗酸化作用があるので、活性酸素を除去して老化やがん、動脈硬化を防ぐ効果も期待できます。

このほか、キャベツには腸内環境を整える食物繊維も含まれています。

腸の働きがよくなれば、体にとって害になる老廃物が滞ることなく排出されるのでやはり免疫力が高まります。

また、βカロテンクロロフィルカルシウムなどのミネラル類も豊富なうえ、イソチオシアネートというがん予防効果の高い成分も含まれています。

『すぐわかる免疫力の高め方』主婦の友社・編 44ページより抜粋

キャベツを使った料理

では、キャベツをおいしく食べる代表的な料理をご紹介!

①千切りキャベツ。

これのいいところは生で食べられるところ。栄養をそのまんま摂れます。

味の濃いとんかつなど揚げ物の付け合せとして、ドレッシングなしで食べる人もいますね。

定番としてはドレッシング、ソース、マヨネーズ、ポン酢、焼肉のたれ、お好みでかけて楽しめます。

②コールスロー

こちらも生食です。

キャベツのほかに、ニンジン、コーン、きゅうり、ツナなども具として使えます。

マヨネーズやドレッシングで味付けします。

③ミネストローネ

キャベツ、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、にんにく、ショートパスタなどを、トマト(生でも缶詰でも)、コンソメで煮るスープです。

感想

免疫力アップ、胃腸の働きを良くする、抗酸化作用があるということはとてもありがたいですね。

春キャベツも普通のキャベツも栄養は変わらないということで、自分や家族の好みで選べばよさそうです。細かいことは気にせずバリバリ食べたいです。

私は柔らかいキャベツが好きなのでもうしばらく春キャベツを楽しみます♪

 

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