こんにちは!
今日は既成品の少し大き目のレースカーテンを自宅の窓のサイズにカスタマイズしてしまう方法をお伝えします。
ただ、今回は気を付けていただきたい条件があります。
その条件とは・・・
今回、既製品カーテンの丈は切りますが横幅は切り落とさずドレープにします。必要なカーテンの幅よりも1.1~1.3倍くらいのものを扱います。それより大きいものと、小さめのカーテンを貼りあわせることは今回は扱いませんので、よろしくおねがいします。
よろしくお願いします
既製品のレースカーテンを自宅用にカスタマイズする方法
自宅の出窓で使っているカーテンはそろそろ痛んできたようです。新しいものを買おうと思いますが、我が家の出窓のサイズだと既成品では売っていないオーダーサイズなのです。そこで既製品をカスタマイズして使えないかと思いまして思い切ってやってみました。
必要なものは以下です
- ミシン(あればファスナー押さえも)
- 金属製の巻尺
- 大きい定規
- 小さい定規
- 裁ちばさみ
- 手縫い糸・針
- リッパー
- 自然に消えるチャコペン
- マスキングテープなど
これらがあると便利です。
自宅のカーテンの必要サイズを確認しましょう
新しくカーテンを用意するために、まず必要な大きさを確認します。
我が家では今あるカーテンと同じ大きさにしたいので、現在使っているカーテンを測りました。
幅252cm、丈110cm です。(126㎝・110㎝×2枚)今回はこれと同じものを作ります。
ここで注意したいのが、現在窓にカーテンレールが無い状態の人、カーテンレールしかない人は、カーテンの正式な測り方があります。わかりやすいサイトを貼り付けますのでそちらを参考にしてください。
さて、画像は我が家の現在のカーテンです。幅252cmのカーテンは2枚で構成されていますので、
幅126cm 丈110cm × 2枚必要ということになります。
レースカーテン既製品の多くはこのサイズ
現在ネットショップでは既成カーテンでもそれはそれは沢山のサイズのカーテンが扱われています。
今回は自宅近くのホームセンターでカーテンを買ってきました。実際お店で販売されている既製品レースカーテンの多くは以下のサイズです。
- 幅100cm × 丈133cm × 2枚入り
- 幅100cm × 丈176cm × 2枚入り
- 幅100cm × 丈198cm × 2枚入り
- 幅150cm × 丈176cm × 1枚入り
上3つはメジャーな3サイズです。ちょっと丈の数字が中途半端と思われると思いますが、これは実はドレープカーテン(レースより厚地のカーテン)のサイズより2㎝短く設定されているからです。
一般的にはドレープカーテンとレースカーテンを重ねて使いますが、その際にドレープカーテンからレースカーテンが見えないようにという配慮があってのことです。
幅は必要サイズよりもひと回り大きいものを選びましょう(条件)。丈はどれだけ長くても大丈夫です
さて、今回は既製品を自宅用にカスタマイズしますが、お店で売っているものを買うときにどれがいいかと言いますと、必要なものよりも幅がひと回り大きなものが良いです。
今回の企画で唯一の条件がこれです。最初にも書きましたが、幅の余った部分を切らずつまんでドレープ(ひだ)にします。その時に生地の幅が大きすぎても処理しきれません。1.1~1.3倍になるくらいの幅を選ぶと扱いやすいです。
我が家の窓に必要なサイズは 幅126cm × 丈110cm 2枚です。
今回は、150cm × 176cm を2枚購入しました。約1.19倍の大きさです。
今回買ってきたカーテン。こちらを二枚買いました。
幅の調整をします
買ってきたカーテンのサイズです
では、作業をしやすくするために、カーテンに付いているアジャスターを外します。カーテンレールに着けるときに使うフックです。
では、作業開始です。
まずここで計算します。
幅150cm のカーテンから、126cm 引きます。 24cmあまります。
この余った24cmをドレープ(ひだ)に足してしいまいます。
今回のカーテンのドレープは、大きさはだいたい4センチくらいつまむと既存のドレープと大きさが合いましたので、4センチつまむことを6回(4×6=24㎝)やることにします。
買ってきたカーテンのドレープは9か所あります。そのうちの6か所を加工します。バランスよくなるようにドレープを増やす場所を決めました。
ここは既存ドレープの大きさや、余った生地の幅によってアレンジしてくださいね。
例えば、3㎝ドレープ×8回なのか、5㎝ドレープ×4回+4㎝ドレープ×1回とか、バランスを見ながら決めます。
カーテンの既存ドレープ①②の横に手でつまんで一つ(③)足します(4㎝分つまんでいます)
ドレープをつまみました。ここをミシンで縫います。このとき、画像の状態をひっくり返して既存のミシン目を縫うとやりやすかったと思いました(失敗!)
次に、ドレープをまとめているくぼんでいる部分(矢印)を縫います。次の写真よく見てくださいね!!
これを6か所行います。
丈の調整をします
次に丈の調整をします。
長さを測ります
大きな作業台がないので床にカーテンを広げました。可能ならばマスキングテープなどで固定します。
固定したカーテンを、金属の巻尺で必要な長さの所へ、自然に消える印付けペンで印をつけます。
次に、裾は3つ折りにするので、好きな長さを決めて、先ほどペンで印をつけたところからさらに長さを測って印をつけます。
今回は110㎝必要で、5㎝の三つ折りに(10㎝必要)しようと思います。
110㎝+10㎝(三つ折り分) 必要なので、上から110㎝と120㎝のところに印をつけました。カーテンに2本の線が入っている状態ですね。
切ります
裁ちばさみで下の線に沿って切ります。
切ります!
切り離した方の裾に重りがあったら取り出します。左右に1つずつあります。
この重りですが、本当は不織布に包まれていました。ぐしゃぐしゃにしてしまったため、画像には映っていません。
アイロンがけをします
次に裾を折る為にアイロンがけをします。
カーテンのどこかに生地の表示があるので探します。画像だと見づらいのですが、アイロンは「低温」でした。
三つ折りの部分にアイロン(低温)をかけます
重りを入れます
アイロンがけしてきれいな三つ折りが出来ました。
次に先ほど取り出した重りを、包んでいた不織布とともにカーテンの端に入れます。
リッパーで縫い目を少しだけほどきます。写真では不織布では包んでいませんがあれば包んで入れてくださいね。カーテンを吊るしたときに重りが縦になるように入れてください。
重りを入れるときに開けた部分をミシンで縫います。ファスナー押さえを使います。ファスナー押さえがない時は手縫いでも大丈夫です。
裾を縫います
アイロンできっちり折りくせは付きますが待ち針で止め、縫っていきます。
ファスナー押さえを外して普通の押さえ部品を付け裾を縫います。
重りが入っている部分はミシンで縫えないので手でかがり縫いします。
アジャスターを入れて出来上がり
最初に外したアジャスターを差し込んで出来上がりです。
この作業をもう一枚がんばります!
出来上がりました!
まとめ
分かりやすくするよう工夫したのですが伝わりましたでしょうか?画面が全体的に白っぽくて目がつかれませんでしたか?
自宅で使うカーテンを1から作るのは大変そうだけれど、既製品をカスタマイズすることなら出来そうかなという想いで挑戦してみました。まずまずのできに満足です。他の部屋のカーテンも次はこのやり方でやってみるのもいいですし、もしかしたら1からカーテンを縫うことをやってみても楽しそうです。
もしも買い間違えてしまったとか、ちょっとやってみようかなという気分になったらカーテンのカスタマイズやってみてください!
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