プラスティックがベタベタ、久しぶりに出した靴がボロボロ、なぜ?対処法と防ぎ方

生活

こんにちは!

毎日キッチンで使っているタッパーやお弁当箱がなぜかこの頃ベタベタしてきた、また、テレビのリモコンでもあまり触れないボタンがベタベタする、さらに、久しぶりにはこうとした靴のソールがボロボロに、なんていうことありませんか?

これは加水分解という経年劣化です。今日はこれの対処法と防ぎ方をお知らせします。

 

加水分解でベタベタしてくる ~対処法と防ぎ方~

冒頭で挙げた、タッパーの話、リモコンのボタンの話、靴の話、すべて筆者の実体験なのですが、経年劣化であること、またその防ぎ方も知らず疑問なまま捨てていたり、以前使っていたテレビのリモコンはベタベタのまま使っていました(笑)

いろいろと対処方法はあったのにとわかると今は勿体ないことをしたと思います。樹脂でできた製品は生活の中にあふれています。それらの寿命を延ばす……まではいかなくても、寿命までしっかり使える情報をお伝えします。

 

加水分解とは

 

加水分解とは、化学物質と水が反応して分解生成物(ベタベタ)ができる現象のことです。樹脂製品などが水に触れたり空気中の水蒸気とふれることで、ベタベタが出来てしまうのです。実際に水を使うキッチンで水分を含んだ食品を入れておくタッパーが劣化するのは感覚的に理解できるのですが、箱に入れてしまっておいた靴が水分で劣化してしまうとは驚きです。

普段からよく触れるものが加水分解されてきたとき、手で触れることでそのベタベタは手に移ります。そのため製品それ自体にベタベタが蓄積されることが少なく長く使えることが多いです。

しかし、普段使わないものを長い間しまっておいて、出してみたらベタベタ・ボロボロだったということがあります。これは収納に工夫をすれば劣化を遅らせることができます。

 

 

加水分解の対処法

すでにベタベタになってしまった時にはいくつか対処法があります。

塩素系漂白剤を使う

これはご家庭でもよく使われる漂白剤です。

水1リットルに漂白剤をキャップ1杯とかしたものをキッチンペーパーなどにしみこませて1~2分パックをするといいです。その後は水を含ませた布で水拭きしてください。ベタベタが取れます。

大切なのは、このとき必ず手袋をしてくださいね。塩素系漂白剤を手で触った時にぬるぬるするのは自分の皮膚が溶けているからなのです。そのままにすると手が荒れますので必ず手袋をしてくださいね。

また、リモコンなどの電子機器にこの方法はお勧めしません。下で紹介する無水エタノールをお勧めします。

余談ですが、塩素系漂白剤は殺菌・漂白をするものなので、汚れたものを落とす力はほとんどありません。汚れたものはまず洗剤で洗ってから漂白剤につけるようにしましょう。よくタッパーなどは隅っこに油汚れが残りがちです。ここをきれいに洗ってあげましょう。

無水エタノールを使う

無水エタノールを軽く含ませたティッシュなどでベタベタを拭き取れます。電子機器で水分を絶対に触れさせたくないリモコンのボタンなどこの方法で試しました。ただ、タッパーなどでは透明だった表面が白く曇ってしまいましたので注意してください。また、無水エタノールはアルコールですので火気厳禁です。風通しのよい火の気のないところで使ってください。

最近はやっと店頭でも無水エタノールが買えるようになりました。よかった。

 

加水分解の防ぎ方

加水分解は経年劣化なので必ず訪れてしまうものですが、劣化を遅らせる上手な方法もありますのでご紹介します。

水とよく触れるもの

 

では、加水分解をどう防ぐかですが、タッパーなど普段から水と接するものは、使い終わったらよく水けをふき取って風通しの良いところへ収納することです。しかしオープンスペースに収納する場合を除いて、食器棚とか引き出しの中は風通しは悪いのでよく水けをふきとることを徹底しましょう。

靴やバッグ

靴についてですが、大切にしまっておいた靴の中のソールとか、ゴム底などがよくやられてボロボロになってしまうと聞きます。足は想像以上に汗をかくと言われています。履いた靴をすぐに収納してしまうのは加水分解まっしぐらなので危険です。履いたら収納する前に陰干ししましょう。

次に収納の時、木製のシューキーパーを入れるのも一つのポイントです。木は水分を吸収してくれる素材なので、吸水と形を整えるこの二つをサポートしてくれます。

靴を収納するときは乾燥剤を一緒に入れましょう。また、スニーカーなど柔らかい靴の場合、ジッパー付きビニール袋に入れて空気をできるだけ抜いておく(もちろん乾燥剤も一緒に入れて)のもお勧めです。皮靴などは型崩れのないように十分気を付けてください。

バッグも汚れを拭き取りよく陰干ししてから乾燥剤とともに収納しましょう。加水分解とは違う話ですが小さな汚れが時間とともに大きなシミになることもあるので気をつけましょう。

まとめ

 

樹脂製品は天然の素材と比べてどうしても経年劣化が早い印象ですが、適切に対処しながら、また防止しながら、寿命までしっかり使うことができます。大切な靴やかばん、普段つかっている容器などがきれいなまま保管してまた使えるように上手に扱っていきましょう。

 

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