こんにちは!
前回のブログでは、もともとヴィシソワーズを作ろうと思っていたら、チキンストックが必要とわかり、まずそちらを作ってレポートしました。

そして、本のレシピ通りに作ったにも関わらず、出来上がってみると、本で指定されている倍量出来てしまうというハプニングはありましたが(火が弱かったのか、蒸発が少なかったようです)、今回は、その薄いチキンストックを使ってさっそく作っていきます!
ヴィシソワーズを作ってみよう
材料
4人前
じゃがいも……………中3個(360g)
玉葱(薄切り)…………中1/2個(100g)
ポロ葱(薄切り)……1/3本(30g)← 入手できなかったため長ネギの白い部分を使います
セロリ(薄切り)……1/4本(25g)
バター……………………20g
チキンストック…………400~450cc
牛乳………………………350cc
生クリーム………………250cc
塩…………………………9g
白胡椒……………………少々
トッピング
小ねぎ(小口切り)………適量
フライドオニオン………適量
ポロ葱の代用は白ネギで
ポロ葱(リーキ)
ポロ葱(またの名をリーキと言います)が手に入りませんでした。ポロ葱とは、地中海沿岸が原産のねぎの一種です。日本の長ネギのようなねぎですが、緑の葉の部分が潰れたような特徴的な形をしています。
ヴィシソワーズでは野菜をとろとろになるまで煮てミキサーにかけます。日本の白ネギ特有の歯ざわりが完全に消えるため代用が可能なので、今回は長ネギの白い部分を使いました。
作り方
1 じゃがいもは調理する直前に良く洗い、皮のまま5mmのいちょう切りにする。皮のまま使うので新じゃがにしましょう。今回は新じゃがが手に入りました。皮が緑色に変色しているじゃがいもは皮をむいてから使いましょうね。じゃがいもの緑の皮は毒ですよ。また、じゃがいもの芽にも毒があります。かならず取ってから使いましょう。
2 鍋にバターを溶かして、玉葱、ポロ葱、セロリを入れ、中火で8~9分炒める。
3 野菜がしんなりとしたら、じゃがいもを入れて3~4分炒め
4 チキンストックを加えて煮込む。
5 じゃがいもがヘラで潰れるくらいまで柔らかくなったら、牛乳を加えて混ぜながら温める。本には記載はありませんが、どんなお料理でも牛乳をいれたら沸騰させてはいけません。風味が変わってしまいます。あくまで「温める」のです。自宅用なのでどのくらい加熱するかははてきとうに判断します。(でもよく沸騰させてしまっています)
6 温まったら火からおろしてハンドブレンダーで潰し、シノワで濾す。ハンドブレンダーが我が家にはないので、ミキサーを使いました。また、シノワもないため、ステンレスのざるを使いました。しかし、なんとざるの目をかいくぐり、じゃがいもの皮が鍋に侵入!茶色の粒が目視できます。がーん。
7 濾したスープを鍋に戻し、生クリームを加えて弱火で温め、塩、白胡椒で味をととのえる。
8 氷水を張ったボウルに、7を鍋ごと浸し、時々撹拌しながら短時間で冷やす。
9 器に注ぎ、小口切りした小ねぎとフライドオニオンを乗せる。
フライドオニオンの作り方
1、玉葱(1/4個)を薄切りにして、キッチンペーパーで水けをふきとる。
2、小麦粉(大さじ1)を振る。
3、鍋に1㎝ほど油を入れ、160度くらいの低温で揚げる。
4、3~4分で茶色く色づくので油から上げる。(油の温度によって調理時間は変わるので、時間がかかっても焦らないで見ていてくださいね。)
ヴィシソワーズまとめ
新じゃがの季節なので皮ごと使えました。シノワ(濾し器)がなかったのでざるを使って濾したのですが、目が粗いため、なんとじゃがいもの皮が結構な量すり抜けてしまいました!
口当たりとしては残念な結果になってしまいました。次はじゃがいもの皮はむこうと思います。
口当たりのことは置いておいて、味としては美味しかったです。チキンストックが薄かった疑惑がありますが、それでも十分美味しく食事を楽しめました。家族の反応も上々でした!作っている工程も楽しかったです。
実は、Soup Stock Tokyoのお店ではヴィシソワーズは食べたことがありません。ついついオマールエビのビスクばかりを食してしまう私。あの味が好きなんです。
なので味の違いを言えません。でも、せっかくですから次にお店に行くときはヴィシソワーズを試してみます!
梅雨の季節も美味しいものをいただいて元気になりましょう。

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