【アルミアイスクリームスプーン】を使ってアイスを食べる。おススメアイスはこれ!

食生活

こんにちは!

先日、いつも行くスーパーでこのような面白そうな商品を見つけたので買ってみました。

その名も「アルミアイスクリームスプーン」です。680円(+税)でした。写真は撮りませんでしたが、スプーンの裏側に「MADE IN JAPAN」の刻印があります。

「熱伝導」「体温でアイスクリームをとなしながらすくえる」とパッケージにあります。何やら面白そうです。

 

【アルミアイスクリームスプーン】を使ってアイスを食べる。おススメアイスはこれ!

 

世の中にさまざまなアイスがありますが、このスプーンの熱伝導の性質を生かしてアイスを溶かしながら食べてみようと思った時、いろいろと思い浮かぶのですが、ここはやはり固めのアイスと柔らかめのアイスの両方で、スプーンの入り易さの比較から試してみて、オススメのアイスを探そうと思います。

その前に、熱伝導とは何か?

熱伝導とは

固体または静止している流体の内部において高温側から低温側へ熱が伝わる電熱現象。熱力学の第二法則により熱は必ず高温側から低温側に向かう。

wikipedia 熱伝導より抜粋

人の体温がスプーンに伝わり、伝わった熱でアイスを溶かす、ということなのですね。

さて、では今回はスプーンも数種類比較してみます。

使うスプーン

  1. アルミアイスクリームスプーン
  2. ステンレススプーン
  3. ハーゲンダッツを買った時にもらうプラスティックのスプーン

以上の3つで比較します。因みに、アルミステンレスよりも熱伝導率が高いです。

買ってきて6時間以上冷凍庫に入れておいたアイスを使います。室温は27℃(エアコン入ってます)。

ハーゲンダッツのバニラを食べてみます

固いアイスクリームと言われてすぐに思ったのが、ハーゲンダッツのバニラです。一般的にアイスをふわふわの食感にするためには空気が含まれているのですが、ハーゲンダッツのバニラは空気が少なく、冷凍庫から出したばかりはかなり固めだと感じます。「冷凍庫から出したあと少しの時間常温に置いておく(少し溶かす)」人も多いです。

さて、結果です。

スプーンの入りやすさランキング

  1. アルミ
  2. ステンレス
  3. プラ

感想

アルミはスルッとスプーンが入りました。まだまだ固く引き締まったアイス(大きな塊)が口の中に入ります。とても冷たいので口の中で塊を溶かしながら食べる感じです。口が冷たい(笑)

スルッとスプーンが入るということは、手の熱がちゃんと伝わっているのでしょうね。しかし思わぬ事態が起こります。熱伝導率がステンレスよりも良いアルミ。手の熱がアイスに伝わるように、アイスの冷たさが手にも伝わります。何度もアイスをすくって口に運ぶことを続けるうちに、指先が冷たくなりました。

手が冷えて手の熱がアイスに伝わっていないのではないか、と思われる事態になりました。手の熱をアイスに伝えるためのスプーンだからと、ムキになり手をこすり合わせて温めてみたりします。

ステンレスは普段家で使っているもので、ティースプーンの大きさです。柄が長いので力が加わりやすく、固いアイスにもスッと入ります。でも少しアルミの方が入り込みやすい感じです。

プラスティックは固いアイスには入りにくいです。サイズも小さいので力をかけにくく、小さなかけらをすくえる程度です。すくいとったアイスがピョーンと飛んでしまうので、力のかけぐあいに少し気を使います。

キャラメルホリック(ハーゲンダッツ)を食べてみます

もともと柔らかめ(溶けやすい)の食感と感じている、キャラメルホリック(ハーゲンダッツ)を食べてみます。

スプーンの入りやすさランキング

  1. アルミ ストレスなくアイスに入る。
  2. ステンレス ふつう。
  3. プラ 「相対的に」一番力が必要。

感想

もともと柔らかめのアイスなので、スプーンの入りやすさを比べたとしてもあまり遜色のない感じです。ですが、あえてランキングをつけるならば、やはりアルミが一番でした。

 

おまけ・あずきバーをスプーンで切ってみます

せっかくなので、あのとても固いと有名なあずきアイスバーをお皿に出してみました。お皿は常温。バーなので普段は口にダイレクトに入れて歯でかみ切るのですが、アルミスプーンステンレススプーンそれぞれ試してみます。

左がアルミ、右がステンレスです。切り落とす勢いでスプーンを立てています。

15秒後、残念ながら切り落とすところまではいきませんでした。

さすがのあずきバーです。固さはピカイチ!切り落とせはしませんでしたが、明らかにアルミ製のものが深く跡が残りました。ちゃんと体温が伝わっている!と目に見えてわかる結果で嬉しいです。因みに人間の歯では簡単に切り落とせました。美味しくいただきました♪

 

まとめ

結論から言いますと、今回のアルミアイスクリームスプーンを使って食べるのに一番おすすめのアイスは固いアイスが、今回ではハーゲンダッツのバニラですが、一番おすすめです。固いアイスをたくさん口に入れたい、ささっと食べたい人にはぴったりです。

アイスをすくう点については、アルミ製のスプーンは一番アイスに入りやすかったです。しかし、柔らかいアイスクリームの場合はどのスプーンでもほとんど遜色ありませんでした。

冷たく固いアイスを時間を置いて温度を上げて柔らかくして食べるのではなく、すぐに食べたい場合、アルミ製のスプーンは大活躍すること間違いなしです。サクサクとアイスに刺さるので、早いペースで食べられます。たくさん口の中にアイスが入ってくるので、すぐにひんやりできて暑い夏にはちょうどいいです。逆に冬は寒すぎるかもしれません。アイスの冷たさもスプーンを伝って手に届くので、やはり夏にはぴったりですね。

子どもさんがいるご家庭では、このスプーンを使って楽しく食べられるのではないでしょうか。熱伝導をきっかけにして科学へ、または調理へ興味を持ったり、にぎやかに実験をする風景が目に浮かびます。

私自身も楽しい検証でした。

 

 

 

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