こんにちは。今日は主食のお米についてのリポートです。
無洗米というのがありますね。洗わずに炊ける便利なお米です。
1991年に誕生してから約30年。最近はスーパーのお米コーナーに沢山の種類を見かけるようになりました。
以前私が手を怪我した時に、普通のお米を研ぎながら、無洗米だったら洗わなくていいから便利だろうなあと思っていました。
ちなみに、その時は手を濡らせられなかったので、泡だて器でシャカシャカお米を洗っておりました(笑)
さて、お米なのになぜ洗わなくて良いのでしょう?
無洗米の秘密に迫ります!
無洗米の秘密とは?!
肌糠をあらかじめ取ってある
私たちが普段食べている白米は、精米するときにもみ殻をとった玄米から、さらに胚芽と糠を取り除いたものです。
しかし、お米の周りにはまだ粘りの強い「肌糠(はだぬか)」が残ってしまいます。
肌糠には特有の臭いがあり、つやや粘りのあるご飯が炊けないので研ぐことによって肌糠を洗い流してから炊いています。
無洗米は、精米からあらかじめ肌ヌカを除いてあるので、研がなくてもおいしく食べられるようになっているのです。
無洗米を初めて触った時、サラサラしていると思ったのですが、肌糠の粘りがなかったからなのですね。
ちなみに、お米を計量するカップがありますが、普通のお米用のものと、無洗米用のものとで大きさが違います。
無洗米用のほうが一回り小さくなっています。これはあらかじめとがれている肌糠の体積分小さくなっているからです。
無洗米に水を足すと、とぎ汁のように濁るのはなぜ?
無洗米にを炊くときに、炊飯器のお釜にお米を入れて、そこに水を灌ぐと水が白く濁ります。
あれ、やっぱり研がなきゃだめ?と思いたくなりますがちょっと待ってください。
これはお米からでんぷんが出てきて水が濁るのです。そのまま洗い続けるとでんぷん(栄養)がどんどん流出してしまいます!
なんとなく濁っていると水を変えて洗いたくなるかもしれませんが、こらえてくださいね。
とがないお米料理
世界にはお米をとがずに調理して食べる料理があります。
リゾットやパエリアなどがそうです。
糠臭さを消すために、バターやオリーブオイルや香辛料などを使って香りをつけています。
まとめ
普通のお米も無洗米も、ライフスタイルに合わせてお好みで使い分けられるのでとても便利ですね。
怪我した時、冷たい水に触れたくない時、時短したいとき、無洗米は便利ですね。
私はピラフやリゾットとかを無洗米で作ってみようと思います!
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