こんにちは!
毎日のお掃除で掃除機を使った後、使いやすく伸ばしたホースを縮めて収納しますよね(本体とホースをくっつけて使うタイプのもので)。我が家はそのタイプの掃除機を使っているのですが、少し前に、伸ばして使う伸縮延長管(掃除機本体と直結しているクネクネ曲がる方の管ではなくて、まっすぐで硬い方の管)というものが、縮んだまま伸びなくなってしまいました。
なんとか伸ばすことが出来ましたので、今日はそうなってしまった場合の対処法をお伝えします。
ちなみに、我が家の掃除機は東芝の紙パックタイプ。VC-PW7Eという型番のものです。(すでに製造中止になっていることが今回調べてわかりました。画像の掃除機とは違うものです)
この掃除機について解説します。メーカーや作られた時期によって構造の違いがあると思われますので参考までにご覧いただけると幸いです。
掃除機のホースが伸びなくなってしまった時の対処法はコレ!
調節ボタンを押すと管を伸ばせるのですが、押してもうんともすんとも言わない……
伸縮延長管、伸びなくても使えなくはないのですが、腰を少しかがめる姿勢が自然ではなく、体が少しつらくて使いづらいなぁと思っていたのです。どうにかならないかと思い分解してみることにしました。
分解します!(必ず電源プラグは抜きます)
取扱説明書によると、上の画像で赤矢印で差している所は「調節ボタン」というそうです。その調節ボタンの左にあるプラスネジを外しました。電化製品である以上かならず電源プラグは抜きます!
ネジを外しカバーを取るとこんな風になっています。
この赤矢印の先の部品がストッパーになっています。これを取れば管が伸ばせました!
ストッパー部品を外して
↓
管を伸ばして
↓
ストッパー部品を差し込みました。
今回の原因はストッパーを上げ下げする部品の破損
さて、どうして縮んだまま管が伸びなかったのかというと、
ストッパーの上げ下げをコントロールする樹脂製の部品が破損していたことが原因のようです。赤矢印の所にあるべきツメが折れてしまっていました。散らばっている2つの破片が折れてとれた部品です。
より使いやすい状態に戻すには
さて、管の長さを自由自在に調節していた部品の破損が原因だと分かりました。これをより使いやすい状態に戻すために次にどうしたらよいのでしょうか。
メーカーさんに聞いてみた
これで屈んで掃除機をかけることもなくなり一安心ですが、今度は管を縮めて収納したくもなります。ストッパーの制御は部品(樹脂製のツメ)が折れてしまっているため不可能です。
掃除機を使うたびにプラスネジを開いて管を縮めるのはとっても面倒なので、なんとか部品の調達をするか修理できないかと思い、メーカーさんに問い合わせました。
メーカー修理依頼は可能
取扱い説明書にあるカスタマーセンターに電話して問い合わせたところ、修理依頼は可能だが、掃除機一式をメーカーに送り、見積もりを出してもらう必要があるとのこと。我が家に掃除機は一台しかないため、送ってしまうと戻ってくるまで掃除が不便になってしまいます。それはとても困る。
また、特定の部品が破損しているからそれだけ欲しいと要望しましたが、一般顧客には部品を送ってはくれないとのこと。残念!
伸縮延長管を購入する
メーカーからの部品の個人調達は不可能でしたが、この管自体の新しいものを購入することは可能なようです。ネット通販でみてみると2,000円くらいでした。この管を伸ばした状態でも収納は可能なので今回は購入は見送ることにしました。
まとめ
家電が壊れた時は販売店かメーカーに修理依頼するのが一番確実ですが、今回は電気に弱い自分でも分解して原因を突き止められたのはラッキーでした。
伸縮延長管の伸び縮みの不具合は部品をちょっといじれば使いやすい長さで固定できるので、収納スペースの問題がなければ簡単に解決できます。
あと、分解してみて思ったのは、繊細な部品(細い樹脂)で伸縮をコントロールしていたことにちょっと驚き、これ金属だったらもっと丈夫だったのでは?樹脂製である必要性があるのかな?ということ。3Dプリンターをもっている人は部品を自作できるのかな?
管が短くて不自然な姿勢でしばらく使っていた掃除機が、管が長くなり使いやすくなったので本当に良かったです!
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