今日ご紹介するのは、ラフマニノフのピアノコンチェルト第1番、第2番です。
レイフ・オヴェ・アンスネスのピアノコンチェルト
画像で挙げましたが、こちらのCDは、
【演奏】レイフ・オヴェ・アンスネス(PF)、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
【指揮】アントニオ・パッパーノ
【作曲】ラフマニノフ
【発売】2015年6月24日
ライブ演奏のCDです。
レイフ・オヴェ・アンスネス
ノルウェー出身のピアノスト。レコーディングがきっかけで世界的な大ピアニストになった世代の代表的存在。(wikipediaより)
このジャケット写真ですが、若き日のジョントラボルタに似てるな~と思うのですがいかがですか?
(ネットでほかのアングルの写真を見ると全然別人なのですが、なんとなく似てませんか?)
ラフマニノフ ピアノコンチェルト
こちらで少し解説を。
●第1番
モスクワ音楽院在学中であった1890年から1891年にかけて、同音楽院の卒業試験のために作曲された。
●第2番
1900年秋から1901年4月に作曲されました。
第1番が酷評され、心身を病んでしまったラフマニノフは、第2番初演の大成功で鬱病とスランプ脱出の糸口を得ました。
有名な曲
第2番については、『のだめカンタービレ』でのだめと千秋がピアノでアンサンブルしたり、日本でもとても有名な曲です。
とても抒情的で繊細でときに情熱的で、惹きこまれる演奏です。
ピアノの一音一音が躍っているようで、流し聴きが出来なくてつい集中して聴いてしまいます。
このCDはライブ演奏なのですが、これを生で聴けた人は幸せだなぁと思いました。
オーケストラも素晴らしくて、もちろん全体的に良いのですが、第2番の第2楽章の冒頭のフルートはしびれます。甘くて優しくて数小節なのですが、その部分はいつもうっとり聞き惚れます。
疲れた時とか感情が揺れ動いているときに私は良く聴いています。
抒情的なフレーズが自分の感情にダイレクトに訴えかけるように感じていて、自然に音楽と自分の感情がリンクし、音楽に没頭しているといつの間にか心も穏やかになったりします。
なんというか、私はとても癒されるのです。
アンスネスの演奏が初めてという方、ぜひ聴いてみてください。
クラシックって敷居が高いわ~という方、静かな曲調もありますが、とても派手で情熱的でカッコいい場面もあります!お勧めです。
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